ちゃんちゃらをかし

いつでも女子について考えています

私と『はてな』について考えてみた。

お題「ブログをはじめたきっかけ」

ごきげんよう、そらちねです。

ここ3カ月ほどブログを書いておらず、Twitterもあまり動かしていない今日この頃ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

さて今回は、はてなID取得&ブログ2周年に際し、今後のことについて色々と考えていたところ、「ブログをはじめたきっかけ」というドンピシャなお題がありましたので、これを踏まえつつ、標題の通り、「私とはてなについて」をぱらぱらと書き散らしてみようと思います。

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『ブロガー』と『メディアクリエイター』と『役割』のお話。

ごきげんよう、そらちねです。

最近、『ブロガー』だったり『メディアクリエイター』だったりの話が白熱していたようですが、一応ブログを書いている身として、思っていたことを気ままに綴ってみたいと思います。

http://www.flickr.com/photos/49268016@N04/5406459295

photo by erink_photography

 

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私が、北川景子に萌えてベッキーに萌えない理由

ごきげんよう、そらちねです。

SMAPが解散するか否かで盛り上がる今日この頃ですが、女性に肩入れしている身としては男性のことよりも考えるべきことがあります。

ということで、タイトルからもお察しの通り、この度めでたくご結婚された北川景子さんと、この度痛ましい不倫騒動の渦中におられるベッキーさんについて、心にうつりゆくよしなしごとを綴って行きたいと思います。

 

二人に対する私的な印象

二人とも、タイプは違いますが、美女で好感度が高い、という印象。好きか嫌いかと問われたら、もちろん、好きな方に入ります。

ただし、共通するところはそこだけです。

私は元より、北川景子さんの公式LINEをフォローする程度には北川景子さんに対して関心を抱いており、対してベッキーさんはLINEの公式イメージキャラクターだということすら知らない程度の無関心ぶり。

なぜかって?

北川景子』は萌えるけど、『ベッキー』は全く萌えないからです。

いや、萌えって言葉が正しいのかどうかわからないですけど、実際のところ、景子様のことは結構頻繁にLINE来ないかな元気かなってソワつくときあるけど、ベッキーのことは不倫報道の時まで存在を忘れているぐらいには愛情の差がある!!

ということで、何故、愛に差が出てしまったのか、考えてみました。

 

萌える理由、萌えない理由

まずは、北川景子さんに萌える理由から。

  • 顔がどちゃくそ好み
  • 宝塚が好きなので話合いそう
  • セーラームーン時代を黒歴史にしていないどころか超大事にしている
  • ブログから見え隠れする知性の高さ
  • LINEがどちゃくそかわいい
  • ちょっとドジなのか天然なのかわからないけど何となく漂う不器用感
  • 好みの美人が幸福に人生歩まれているか折に触れて確認していきたい

【結論】推すしかない!!!!!!!

 

対して、ベッキーさんに萌えない理由を考えてみたところ…

  • 顔はあんまり好みじゃない
  • 本人の趣味嗜好が見えないので話合わなさそう
  • 元気キャラの割に周りに気を使われている(使わせている)感
  • 優等生キャラの割に発言内容に知性が感じられない
  • とはいえコミュ力高そうだしいい子なんだろうから何なと生き残っていきそう
  • 良さはそれなりに理解できるけど私が頑張って応援しなくてもよさそう

【結論】推さなくてもいいや!!!!!

 

…うん、何となく分かってたけど、結論がひどい。

しかし、真理でもある。

 

どこで萌えが分かたれたのか

 推せる推せないはともかくとして、北川景子さんとベッキーさんに対する私の中のイメージや属性を、できるだけフラットな気持ちで整理するとこういう感じかな、と思います。

要素北川景子ベッキー
容姿 美人 美人
印象 クールと思いきや朗らか 元気で感じのいい子
キャラクター 真面目 優等生
属性 (宝塚)オタク リア充
友人 大切にする 多そう

 

この表を改めて見返した時、

ああ、ここが萌えの分かれ道か…

って悟ったのが、

北川景子さんの『憧れる女性』感と、ベッキーさんの『圧倒的無個性』感。

 

もし、芸能人の誰かに入れ替わる装置が発明されたとして、『北川景子』となら1日入れ替われるなら入れ替わってみたいけど、『ベッキー』は別にいいや。だってベッキーみたいな子、友達に何人かいるから。って思っちゃうわけです。

無個性が悪いという話ではなく、身近にも存在するから特別視する必要がないんですね。

 

それはこの度の結婚と不倫の内容にも表れていて、

北川景子さんの結婚エピソードは、北川景子』にしか実現できなさそうな結婚で、

ベッキーさんの不倫エピソードは、ベッキー』じゃなくてもやらかしそうな不倫なんですよね。

 

結局のところ

過去の小保方さんを愛でる記事を読んだ方はここらで既にお察しと思いますが、結局私は、『“普通”の範疇から外れる女性』を愛しているということですね。

何となく気付いてましたけど、改めて文字に起こすと、自分の残念さが冬の寒さよりも身にしみる………

 

……お、お粗末!!/(^8^)\

 

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モテってどんなものかしら ~『モテ』の定義と『モテる人』に共通すること~

ごきげんよう、そらちねです。

正月ボケもようやく抜けはじめた今日この頃、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

私はというと、ここ数年、それなりの優先度で『モテ』について考えを巡らせていまして、そろそろブログ書けそうかな~という気持ちが高まってまいりました。
ということで、「モテってどんなものかしら?」と考えてみた結果を、たまにちょこちょこまとめていきたいと思います。

今回は、【『モテ』の定義と『モテる人』に共通すること】

早速いってみよ~~(((((((((((っ・8・)っ

 


《 目次 》


 

『モテ』の定義とは

そもそもの話なんですが、周囲の色んな人と『モテ』の話をしていた際、そもそもとして『モテ』の定義が、差があることに気付きました。
当然人に寄る部分はあるのですが、結構はっきりと男女差が出ましたので、ざっくりとまとめてみました。

男性の言う『モテ』
  • 女性側から、恋愛のきっかけになりそうなアプローチを受けることが珍しくない。
  • 本人基準で「あわよくばセックスに至れそうな女性」の知り合いが複数人いる。
女性の言う『モテ』
  • 男性側から、告白をされる等の明確な恋愛的アプローチを受けることが珍しくない。
  • 一般的に「恋愛対象となりえる男性」の基準を満たした男性の知り合いが複数人いる。

男女共に、少なくともどちらかを満たしていないと『モテ』には至らないと思う人が多かったです。

見比べてもらえればわかりますが、男女で差があるのは下記2点。

  1. アプローチについての男女の認識の差
  2. 恋愛対象と認識する異性の基準差

早速、詳細いきましょう。

 

アプローチについての男女の認識の差

男性
女性側から、恋愛のきっかけになりそうなアプローチを受けることが珍しくない。
女性
男性側から、告白をされる等の明確な恋愛的アプローチを受けることが珍しくない。

男性の場合は、女性から「恋が始まるきっかけかも」と思わせられるような言動や行動があれば、モテと認識するのに対して、女性の場合は、男性が「彼氏の座を狙っているのかも」と思わせられるような言動と行動があって初めてモテと認識する傾向が強いように感じました。

理由を考えたのですが、

  • 恋愛市場において、男性は能動的、女性は受動的に振る舞う方が成功確率が高い
  • 男性は必要な用件がない限りコミュニケーションをとる必要性を感じにくい人が多い
  • 女性は必要な用件がなくてもコミュニケーションをとることを特別視しない人が多い

というような、傾向が強いからだろうな、と。

実際、よくよく聞いてみたら、ほぼ例外なく、男性の場合は「わざわざ声をかけてきて二人きりになる場面を受け入れる女性は自分を意識してくれている人だし、自分も女性に対してそう思っているから、恋愛に発展する可能性が高い」という理由でモテにカウントしていたし、女性は「遊びに誘われる程度ではモテではなく、付き合いにつながると確信できる行動・言動があることは最低条件」という視点でモテを認識しているようでした。

 

恋愛対象と認識する異性の基準差

男性
本人基準で「あわよくばセックスに至れそうな女性」の知り合いが複数人いる。
女性
一般的に「恋愛対象となりえる男性」の基準を満たした男性の知り合いが複数人いる

こちらの場合、大きく男女差が出たのが、セックスに関する基準。

  • 男性の場合、恋愛対象でなくても性的接触は拒否する必要はない
  • 女性の場合、恋愛対象でなければ性的接触をする必要はない

というのが、本件ヒアリングした人達には概ね多かったのですが、恐らく一般的にもそういう価値観の人は多いのではないか?と思いますがどうでしょう。

人間としての生理的な部分の影響ももちろんあると思いますが、男性が恋愛≠性欲なのに対し、女性は恋愛⇒性欲となるのがセオリーみたいなとこありますね。平凡な男性主人公のハーレムものや騎士道精神の根付いた異世界トリップラブコメがそれなりに安定して売れてるっぽいことを考えれば、願望の部分でも理想の姿ではあるということでしょう。

あともう一点、恋愛対象と認識する異性の基準として、男性は「自分の評価」が基本軸なのに対し、女性は「他人の評価」が影響しやすい面が強く出てました。これは人間の生理どうこうというより、日本人的な部分もしくは私の周囲にそういう人が多いだけなのかもしれませんが…。

 

『モテ』の定義に違いあれど、『モテる人』に共通すること

ということで、男女で差があった、

  1. アプローチについての男女の認識の差
  2. 恋愛対象と認識する異性の基準差

ですが、まとめると、

男性は自分目線が主軸の(都合が)いい女
女性は他人目線が主軸の(都合が)いい男
周囲に沢山いるかどうか

が決め手かな、と思います。

で、あえて()で括りましたが、ここは個人的にしみじみ実感する部分でして、

 

モテるって結局、男女関係なく、自分にとって「都合がいい」相手が複数いるってことなんですよね。

 

ここで誤解していただきたくないのが、「都合がいい」っていうのは、使う人によって意味が変わってくるところ。

 

新しくお店を経営したい人は、売り上げの安定の為に、常連や新規客を連れてきてくれそうな人にモテた方が都合がいい。

お金に困らない生活をしたい人は、お金を稼ぐ方法を知っている人にモテた方が都合がいい。

セックスしたい人は、セックスさせてくれる可能性が高い人にモテた方が都合がいい。

 

都合がいい相手のビジョンが明確なほど、出会うべき人がどんな所にいるか分かっているし、どうやって気を引いて仲良くなればいいのかの対策を立てやすい。

本当にモテる人っていうのは、「生きていく上でモテた方が楽」って知っているからモテているだけです。しかも上級者であればあるほど、老若男女関係なくモテる。

 

つまり。

『モテ』の定義に男女差あれど、『モテる人』とは「都合がいい」相手に好かれる能力を有する人のこと。

 

それが具体的にどういうことなのかは、後々じっくり書いていきたいですが、長くなること必至ですので、本日は一旦このあたりで。 

 

お粗末!

2016年の目標立ててみた

お題「新年の抱負」

あけましておめでとうございます。鳥野そらちねです。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、2016年最初の記事ですので、新年の抱負もとい今年の目標でも立ててみたいと思います…

…が、その前に。

 2015年の目標と、達成状況を振り返ってみましょう!

clucklucklucky.hatenablog.com

 

2015年の目標と達成状況

  1. コンサバな服装を心掛ける
  2. 土日祝の予定を埋め過ぎない
  3. ブログを書く

ということで、3つありましたが、意外と全部、達成はしていました。

新しく買う服は基本的に赤文字系に登場するメーカーやブランド中心だし、仕事忙しい時期があったおかげで土日祝は予定入れると死ぬので外出を控えてた時期があり、ブログは2014年度よりも書いた!!

とはいえ、達成しきったか?と言われると反省点もありますので、2015年の目標を踏まえて、2016年の目標を3つ立ててみました。

 

2016年の目標

  1. 基礎体力作り
  2. 身の回りの細かなメンテナンスの習慣作り
  3. 無駄記事は書かない

分かるような分からないような…?ということで、詳細いってみよー!

 

1.基礎体力作り

年始3日目から友人たちと卓球して右腕全体が筋肉痛になった結果、普段の運動しなささ、マジでヤバいかもしれない…と危機感を覚えました。

ので、ちょっと運動するよう心がけます。せめて風呂上がりのストレッチからでも始めたい。

 

2.身の回りの細かなメンテナンスの習慣作り

土日遊びの予定を入れまくってた時期・仕事忙しくて疲れきってた時期双方で、これはヤバいと思ったのが、洗濯物の回転の悪さです。 

よく考えたら、掃除洗濯は空いたタイミングでやる以上のことをしていなかったのですが、年末の大掃除で、ボタン付けを放置したままの服を発見したり、磨きやソール直しが必要な靴がいくつか出てきたりして、何だかんだと身の回りの細かいメンテナンスができてないなぁと改めて気付きました。

今年はもうちょっと丁寧に生活していきたいな。ということで、遊んでもいいけどちゃんとやるべきことをこなしてから!をモットーに頑張っていきたいと思います。

 

3.無駄記事は書かない

去年は一昨年よりブログを書いたものの、中身のある記事をあんまり書いてないのでは…という反省があります。

まぁ何がってプレイバックとかなんですけど。いや、あれはあれで私自身には有用性があったんですが、公開記事として必要か?と言われると微妙としか言いようがなかった。

あと、記事のネタはあるんですが、自分の中で整理が上手く出来ていなくて、書き始めてもまとまらなかったり…ということがよくあり、ネタの整理をきちんとしてから書き始めた方が性にあってるっぽい、ということも分かってきたので、その辺順序立てて、無駄記事を減らしていきたいなと心を新たにしました。

 

ということで、2016年はこの3点を軸に、楽しく過ごしていきたいと思います。

本年も、ちゃんちゃらをかしと鳥野そらちねを、どうぞよろしくお願いいたします~!!(^8^)

「女が男を部屋に入れたらセックスOKか否か」論争について思うこと

ごきげんよう、そらちねです。

早速ですが、今、俄に流行ってるみたいですね。

いや、流行ってなくても私の中では流行ってるように見えてます。

「女が男を部屋に入れたらセックスOKか否か」論争。

ただ、こういう記事書くと女子にケンカ売ってるみたいに捉えられるとめんどくせ―とも思うんですけど、三年ぐらい前にこの件で友人(20台前半♀、ビッチな自分に悩む自覚のあるメンヘラ)に色々話をしたことをふと思い出したので、まぁたまにはいいか、ということで。

心に移りゆくよしなしごと、綴っていきたいと思います。

 

個人的見解を一言で。

一人暮らしの女が自分の部屋にどうでもいい男を入れるって、それ単純に双方マナーをわきまえてないだけでは…。

 

マナー、と表現する理由

この世には、性別というゆるぎない現実があるわけじゃないですか。

で、男性というのは、「人類」というシングル盤だとしたら、Type-A限定曲「下半身と精神、切り離しがち」が収録されているバージョンなわけじゃないですか。
対して女性は、Type-B限定曲「ふれあいで心、千々に乱れる」が収録されてるバージョンなわけですよ。

思春期以降、若ければ若いほどそういう傾向が強いわけですよ。

それを一室に閉じ込めて何も起こさないでおこうと思ったら、お互いが強靭かつ健全な精神を持ってなければ難しいっていうのは、成人なら分かってる話じゃないですか。

で、ここで、「そんなの知らない!相手を信じないのは失礼!!」とかって意見出てくると思うんですよね。主に女性から(実際友人からも言われたし)。

でも別に私は、その意見については是とも否とも思ってないんです。

 

そういう話じゃなくて、未成年ならともかく、成人女性なら、そういう価値観があるってことを、一応知識として理解しとこうや…って言いたいわけなんです。

 

「世間」という言葉にも色々ありますけど、一般的に、女性(特に未成年)が実家の自分の部屋で男性と二人きりになるシチュエーションが発生する場合、扉を開ける等で、完全な密室にしない配慮を行うって文化、大体の人は知識として知ってるじゃないですか。

あ、ここで、「そういうの本当にナンセンスだよね~邪推するとか下品だし、信用してないってことじゃん!」ってツッコミはいらないです(実際友人からも言わry)。

 

私が話したいのはそういうことじゃなく、「妙齢の男と女が一部屋に閉じこもるとセックスないしそれに準じるいかがわしい行為が行われている可能性が発生すると考える」人間がこの世には多いという価値観の話をしているんです。

 

だから、様々な観点から、関係者一同が不快な気持ちや状況にならないよう、マナーとして、特別な感情がないなら異性と密室に閉じこもらないようにしなさい、女の一人暮らしは密室だから、男を呼んで何か起きたら、被害者顔してもあなたの分が悪くなるよ、と。

まぁ少なくとも日本国内の価値観に疎くない大多数の親は、そういう教育すると思うんですよね。

それを「ナンセンス!」って思うのは自由ですが、もし成人女性が一人暮らしの部屋に男呼んでレイプされた場合、そういう価値観を持った大多数に「常識がない」と怒られても自分の主張を保てるのかどうか、ちゃんと自分で考えて判断した末のことなのか?と、責任を問われることは知っておこうや、と言いたい。


具体的に、友人に言ったのは、あんたがそういう価値観なのは勝手だけど、その価値観を声高に主張することにより、親の教育がなってない、あそこのおうちの人達は非常識、って思われる可能性があるわけだけど、それは大丈夫なの?っていう感じのことですね。

 

彼女は、言葉に詰まってました。

 

で、気を取り直した彼女に親にはそういうの教えてもらえなかったから、知らなくて当たり前だもん。成人してるし、親と私はもう関係ない。そういう、家とかで評価してくる考え方ほんとやだと言われたので、

いや、成人なんだったら、知らないから当たり前、許されるって考え方やめーや。

やだっていうのは自由だけど、代案がないなら、周囲が考え方変えることはないし、海外行くとか自分の環境変えることぐらいしか嫌な気持ちを解消する方法ないで。

ていうかさ、そもそも、そういうマナーを教育してくれなかったあんたのお父さんは、転職先で常識のない変人扱いされることに悩んだ隙を狙われて新興宗教ハマって、お母さんのメンタル病ませてご近所にも迷惑かけた上に借金して、成人して関係なくなったはずの娘に経済的負担を強いてる現実があるでしょ。

いわゆる常識と言われることを知らない、知ろうとしないのは、現状あんたの人生にとってマイナスですって結果出てるから、とりあえず日本のよくある価値観については知っといた方がよくない?っておばちゃんは思うでぇ…

でもどうやって知ればいいのか…

とりあえず私の知ってることは教えるわ

 

半年後、浮気性の彼氏と別れた彼女は、ビッチでもメンヘラでもなくなり、新しい彼氏ができました。
1年後、彼女の両親は離婚し、彼女は借金返済の手伝いをする必要がなくなりました。
2年後、彼女は彼氏と結婚しました。

 

彼女は今、男に裏切られたと泣いて夜中に電話してくることもなく、悩みと言えば、くだらないきっかけで旦那とケンカしたとたまに愚痴ってくるぐらいで、楽しそうに暮らしてます。

 

私は彼女に「私の知っている範囲では、このような場合、こういう価値観がある」って話をしただけです。

それを知った彼女は、浮気を繰り返していた彼氏を切り、甘やかす振りしてセックスしたいだけの男がいそうな場所に行くことを控え、苦手だと思っていた女性の友達が増え、母親と母の親族に今の家庭の状態がおかしく苦しいことを伝えたら父親と縁が切れ借金を返す手伝いをしなくてよくなり、新しい価値観を得た後に出会った人と付き合ったらプロポーズされてゴールインしただけです。

 

で、ここまで読んで、「その価値観知らんかったわ…」っていう人は一応知っといた方がいいんじゃね?と思いますし、知ってるけど、相手を疑ってかかるような古い価値観最悪だ!そんな暗黙の了解みたいなマナー知るか!って言う人は、その価値観の人達を納得させられるだけの別のイケてる価値観を考えて提案していただきたい。

最悪だ!って批判するのは誰にでもできます。

でも、その価値観を大切にしている人からしたら、自分の常識を否定されるわけですから、受け入れるのには抵抗感があるし、基本的に不快なことなんです。だから、不快な人が納得できる理由を求めたくなるのは当然の流れで、それに対して感情論で「嫌だから」っていうだけでは何も解決しないし、本人も周囲も得しないっていう、それこそ最悪な話じゃないですか。

成人してて、ダメだと思うことがあるなら、どういう理由があってイケてないのか、今後どうしたら良くなるのか、考えて発言しましょう。それが大人になるということではないでしょうか、というのが個人的見解です。

まぁ、「ヤダヤダ!じゃあ子供のままでいる!」って選択肢もありますけど、年取れば取るほど辛くなるからあんまおススメしません。

 

 

ちなみに、本件、女性側の話ばかりしているので、男性側についても少し。

付き合ってない女の部屋に上がりこむっていうのは、「女性に招き入れられた」状況下なら、比較的許されるというか、「じゃあ勘違いしても仕方ないよな」的擁護がつくことが多いように見受けられますが、その擁護に甘えることで、意思が弱く人格形成が甘い下半身に振り回される半人前って事実がバレてしまいますので、同意も否定もマジでおススメしません。

 

だって、よく考えてくださいよ。

 

恋愛目的であれば、男と認識されていない可能性を察知できない、恋愛コミュニケーション力の低さが露呈し。

セックス目的であれば、タダの代わりに相手の妊娠や人間関係が瓦解する可能性を考慮できないリスクマネージメント力不足が露呈する。

 

どう考えても、社会人として一流になれそうな予感、全くしないじゃないですか……。

 

あえて回答したいなら、「女の子は体大事にした方がいいし、そうするように男側は配慮した方がいい」でしょうかね。本心はどうあれ。

 

ちなみに、セックス目的で付き合ってない女の部屋に上がりこんで確実にセックスできる男性は、この手の話にはそもそも触れませんし、回答を求められるような状況にならないように生きています。沈黙は金。

 

あと、女性が好きだからこそ言っておきますけど、私の人生経験上、女一人暮らしの家に付き合ってない男を躊躇なく招ける女性は、寂しがり屋か男好きかビッチかメンヘラか、もしくはそれらに進化する素質があります。

あなたのことを特別だと思って招いている可能性は限りなく低く、彼女たちの特別は、自分自身だけです。

それを分かった上でセックスだけしにいくなら私はもう何も言わんが、マジで好きなら、相手の意図を読み取れるようになるまで、絶対に家に行くな。それだけは言っておく。

 

個人的なスタンスとしては、

まぁ色々書き連ねてきましたけど、私個人の「女が男を部屋に入れたらセックスOKか否か」ということに対しての意見は、

知らんがな。

個体差あんねんから部屋入る前に本人らで協議して決めーや。

っていうスタンスです。

そもそも事前に話し合いできない場合は、男がどうこう以前の問題で、人間関係が成立していませんので、部屋に入れるという選択肢は消えます。何が起こるかわかんないし。

 

 

結局のところ。

「女が男を部屋に入れたらセックスOKと取られても仕方ない」という価値観は確かに存在していて、それを日本の多くの人は知っているし、ぼんやり同意しているから、そこを配慮して発言しないと常識外れってレッテル貼られて叩かれる可能性あるから気をつけてね。

言いたいことは、ただそれだけです。

それだけのためにこの長々としたエントリー書いちゃったよ!!

読んで下さった皆さん、ありがとうございます。

 

 

最後に。

ネットが普及する前は、大体同じような生活をしていた人同士で、友人関係等のコミュニティを形成することが多かったので、こういう話ってあんまり振り返られなかったですけど、ネットが普及していろんな価値観を持つ人が交流しやすくなったからか、いろんな既存の価値観に対しての考察が出てきてますね。

ただ、前提ルールやマナーが整理されてないために、無駄な議論になってしまう例も結構見受けられるので、何かそういうのはもったいないし、お互いの持つ価値観を認識した上で議論できる場あるといいんじゃないかなーと思うんですけど、少なくともはてなはルール無用が楽しい場所なので無理かな。と思いました。まる。

 


以上、お粗末さまでした。

愛を証明する前に、やることがあるだろ?

お久しぶりです、そらちねです。

仕事したり仕事したり仕事してたらもう8月も下旬。
そんな中、息抜きではてブ見てたら、興味深いインタビュー見つけました。

藤沢数希/はあちゅう(伊藤春香) 第3回 結婚は愛情とは関係ない金銭取引の契約である<『ぼくは愛を証明しようと思う』発売記念対談 「恋愛ってなんだろう?」> - 幻冬舎plus

藤沢さんの言葉わかりすぎて、主題の恋愛工学自体は興味ないけど、どんな仕上がりなのか気になるので、本買ってみようかなと思った。あと、はあちゅうさんは何だかんだでピュアな女性なんだな〜としみじみ。

2015/07/21 13:53

ということで、有言実行。

読後、結構時間が経ってるんですが、「ぼくは愛を証明しようと思う。」買いました!ので、感想、まとめてみました。

ぼくは愛を証明しようと思う。

ぼくは愛を証明しようと思う。

 

 

とりあえず、所感。

一応小説区分のようですが、これは小説というより、『恋愛工学シミュレーションBOOK』という感じ。単純に小説と考えたら、ただのホラーじゃねーか……(唖然)っていうのが正直な感想です。

 

以下、ネタバレ注意。あと、色々かなり雑です。

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結局、ありのままの自分を愛してほしくてたまらない話

大雑把にまとめると、女に振り回されてた男が、恋愛工学を使ったら、女に振り回されなくなったから、次は愛を証明してみせるぜ!藤沢先生の次回作にご期待ください!という感じ(雑)。ありのままの僕をおびやかさずに愛してくれる女子見つけたから、この子に決めた!っていう、彼の中のマイナスがゼロに戻っただけの話です。

これだけ見たら、それこそアナ雪のエルサが主人公みたいな話かと思うじゃないですか。結局エルサって「自分の能力に振り回されてた女王が、能力を制御できるようになって、女王としての業務を滞りなく行える状態になった」っていうマイナスからゼロになったキャラだし。

それがなんで『ただのホラーじゃねーか……』って思ったかというと、主人公の「わたなべ」くんが、「生きる屍」のまま、「何も始まらず終わりもしなかったから」です。

 

生きる屍とは

まず、主人公「わたなべ」くんの最大の問題は、「モテない」ことではない、ということ。そしてそれを、本人か気付いていないこと。

彼は、究極を言ってしまえば、「したい仕事もなく、どうやって生きていきたいか、自分の生き甲斐は何かを知らず、ただ毎日を消化して生きているけど、女が自分を好きになってくれないコンプレックスと性欲だけはある」状態。

これが、生ける屍、と思った理由です。

いやでも、そんな彼がモテ男永沢さんに出会って、モテたい、という分かりやすく明確な目的を得て、恋愛工学使って、非モテがモテ男になるっていうサクセスストーリーじゃん?って言われるのは分かってます。でも、最後まで読んだら分かると思うんです。実は、わたなべくんって、不特定多数の女性から「モテたい」わけじゃないってことを。

わたなべくんの本当の欲望は、「自分の愛情を誠実に受け止めてくれる女性を手に入れたい」ってところで、それを手に入れるためには「モテた方がいい」ってだけなんですよね。

 

そして何も始まらず、終わりもしない。

だから最後に、自分を「裏切らなさそうな」一人の女を得て、彼の願いは叶ったかもしれません。でも、わたなべくんは自分の本当の欲望に気付いていないから、永沢さん相手に愛を証明したいとかぶち上げたその舌が乾かぬ内に、恋愛工学で学んだ女を得る方法を、どうでもいい女にそのまま使い続けるという怠慢をラストで繰り出してくる。

いやもうほんとこれ、ゾッとしましたわ。

価値観が変わるわけでもなく、自分の本当の欲望に気付くでもなく、人生の目的を得たわけでもなく、自分の女に誠実さや労働力や金銭の力、何でもいいけどわたなべくん自身が持つ力を使って、彼女の人生を豊かにするような貢献を行おうという予兆もない。

何も始まらず、終わりさえしない停滞感。わたなべくんの本当の欲望も、問題点も、全く何も自覚しないし解決しない、恐らく彼はこのまま人間的には成長せずに生きて死ぬんだろうと思わせる残念感。

やっぱり、ただのホラーじゃねーか……(唖然)

 

なぜ、わたなべくんが主人公なのか?

正直、小説としての面白さを追求するなら、永沢さんを主人公にすればよかったんですよね。永沢さんの台詞が出てくるたび、恋愛工学を自分のものにする過程を描くだけでドラマになるよなーとしみじみ思いましたもん。「売り物なのは俺たちの方だ」なんて境地に至れる人、なかなかいない。

だからこそ「わたなべくん」が主人公なのかな、と。

これほんまかなりの偏見入ってる自覚と自信ありますけど、正直、恋愛工学を有り難がる層って、自分の生き方とか人生観以前に、「モテ」という言葉に苛まれながら性欲を持て余してるんだろなーという印象がありまして。

具体的に言うと、取りたててやりたい事もなく、どうやって生きていきたいか、自分の生き甲斐は何かを知らず、ただ毎日を消化して生きている、そんな自分に魅力(モテる能力)があると思えないけど、魅力があると言ってくれる人どこかにいないかな、できれば可愛い女子、っていう、白馬の王子様ならぬユニコーンの乙女を探している内に、生身の女の生態を知らず、気付いたらリアルを謳歌してきた人達との隔たりを(勝手に)感じて、コンプレックスを形成した後、自分から「非モテ」レッテルを貼ってしまって後戻りできなくなったけど、そんな俺だって普通の恋愛(という名のセックス)したい!みたいなイメージ。

で、そういう人たちが一定層存在するから、ちょっと知恵の回る人が、『とりあえず「非モテ」という価値観からの解放されようや、冷静になったら意外と簡単やし』ってことをまとめてみました(ついでに金稼ご)、っていうのが恋愛工学に対する勝手な解釈です。

かなり偏ってるなーと思いますが、その前提で考えると、私個人としては、主人公がわたなべくんであることに納得はできるんですね。

だって、永沢さんの考え方、実践の果てにたどりつくもので、まだ何も始めてない初心者にはハードル高すぎるから。

 

ということで、恋愛工学シミュレーションBOOKと思って読もう

つまり、この本は、小説の体裁ではあるものの、「自分に魅力がないと思っている男でも、恋愛工学を使えばモテる(ヤレる)」ということをアピールするための本で、そういう意味では、初心者をやる気にさせる具体性には富んでいるので、恋愛工学試してみたいなって人にはおススメできるのではないかと思います。

ただ一点、お伝えしたいのは、これで恋愛工学に目覚めて、女にモテる(ヤレる)ようになったからといって、あなたが本当の意味で人を引きつける魅力を手に入れられるかどうかは、あなた次第だと思いますよ、ってこと。

というのも、この本を読んで「ただのホラーじゃねーか…」って思った通り、恋愛工学に、非モテコンプレックスを解消する以上の可能性が見えないんですよね。ていうか、非モテコンプレックスでうだうだ言って、女にモテたいとかフカす前に、普通に性別関係なく友達100人作った方がいいんじゃねーの?と思うわけで……人間を人間として扱って、相手の考えを適切に把握して大切にするっていう行為ができれば、彼女欲しいなって思ったら友達が紹介してくれるだろうし、非モテとか気にならなくなるんじゃねーの?という気持ちがですね…いやまぁ、恋愛工学というか永沢さんも作中、相手の気持ちを考えろ的な、同じようなことを仰っていると思うんですが、なんかわたなべくんって最後までそれをきちんと咀嚼して理解に至ってる節が見えないんだよなー。ただルーチンこなしてレベル上がった気になっているというか。自分に酔ってるというか。正直、わたなべくんが実在したら、絶対付き合いたくない(あっちもそう思うだろうけど)。そもそも、愛を証明する前に人間力磨けや!!としか思えないという結論。ちなみに、私の周囲のモテないから困ってる(知らねーよ)案件相談してくる成人男性は、女性に優しくしないとモテないって思っている人結構いるんですけど、女性というか人に優しくする(相手を不快にさせないような人間関係を築く)のって社会人として最低限のスキルだからそもそもそれ意識してる時点で、永遠に女に人間扱いしてもらえないよ…だってあんたが相手を人間扱いしてないじゃん…と思いますが、わたなべくんって最初から最後まで、女を人間と思ってなさそうだよね。愛を証明するとか言いながら、恋愛工学以上のコミュ力向上活動行おうという予感しないし。いやもうほんとそういう最高に愚鈍で怠惰なとこ、わたなべくんのこれからの人生に幸あれ…!って願わずにはいられないよね。

しかしやっぱり、真のモテに必要なのは人間力、やなぁとしみじみ思いました。男性に限らず女性もそうだし。何より、心底、自分が女版・わたなべくんにならないよう気をつけて生きていきたい!!!

 

 

以上、最後はわたなべくん叩きまくってしまいましたが、わたなべくんの幸せを願ってるのはほんまやで……なんでかっていうと、こういう不安定な人種が周りにおるとすげー迷惑被ることあるからさっさと幸せになっておいてほしいという理由です(非道)

ていうか、もう最終何言いたかったかって、今後わたなべくんと関わる女性が幸せになれる構図が全く見えないまま終わったの、どうあがいても絶望しかないんですけど、なんでこんなにも希望の光見えないまま締めたんですか藤沢せんせい……ってことなんですよね。私の読解力が追いついてないなら本当に申し訳ないので、もし「ここ読んだらわたなべくんの人間的成長への希望出てくるで!」ってポイントあったらマジ教えてください………!!!女子を愛する身としてはこの本のオチはつらい~~いやでもこのオチってことは、恋愛工学をただこなすだけじゃダメだよ、自分のやり方を見つける力をつけないとお先真っ暗だぞ、っていう藤沢先生からのメッセージでもあるのか??(邪推)

 

あ、あと、永沢さんのことも書きたかったんですけど、わたなべくんが残念すぎてもう永沢さんはとりあえずOK、色々気になるところはあるものの永沢さんは総合的には悪い男ではないしそのまま仕事がんば!!ってなる、わたなべくんの残念力な。

わたなべくん頼むからいい男になってくれよ~~~・゚・(ノ8`;)・゚

 

ということで、雑な上偏りまくった感想とは自覚しておりますが、書きたかったから書いた!後悔はしていない!!

はい、お粗末~~~\(^8^)/